24日、お昼12時過ぎ。大学図書館より。22日のオリエンテーションは、受付でいろいろな書類をもらって、3時間程度のお話を聴くだけで終わった。本当は5時15分よりinformalなReception Partyがあったのだが、恥ずかしながら、初対面の人たちと英語でコミュニケーションをとるのが億劫だったのと、お腹が減ったのと、眠かったこともあって、これには出席せずホテルに帰った。informalなのでそれほど強制的なものでもないし、Full time International StudentsのためのPartyと言っても、大半はアメリカや他の英語圏から来られた方々だったので、ほとんどの人が英語でのコミュニケーションに何の問題もない人たちだった。日本語ですら、パーティーや飲み会は苦手なのに、まして英語で・・・と思って、気がひけてしまったのだ。おそらく絶好の英会話のチャンスのはずなのに、それを自ら放棄して後悔していない訳でもない。しかし、同じコースの人たちには初回の授業で出会って、仲良くなれるだろうし、まだまだチャンスはあるとも思う。オリエンテーションでのお話は、概ねPower Pointを使って、分かりやすく進められていた。参加者は大体50人くらいだったろうか。。。周りを見渡す限り、70%ぐらいの人たちがイギリス以外のヨーロッパ諸国とアメリカから来られた人たちのように思われる。残り20%はインドや中東系の方々、アジア系は数えられる程度だ。ホテルに帰ると、お菓子を食べて、暫く昼寝をした。
目覚めてからは、散歩も兼ねて夜ご飯を買いに行った。サンドイッチとパスタサラダだったが、いずれも冷たかったのでビールで体を温めた。夜は、先日購入した恒松先生の『こちら倫敦漱石記念館』を最後の数章まで読んで、そのまま寝入ってしまった。この本が気になっていたのは、本の帯に「落ちこぼれ留学生から漱石記念館の館長へー20年間の面白滞英人生」と書いてあったからだ。しかし、中身を読んでみると、恒松先生のバイタリティーや大胆さ、勇気や探究心、さらには知的好奇心や商才に圧倒されて、決してボクにとっては「落ちこぼれ留学生」とは思えない内容だった。ホテルに勤めながら、苦しい生活を強いられていた一方で、英語以外の言語を学んだり、ハイド・パークにあるスピーカーズ・コーナーで英語スピーチの練習をされていたり、とこの負けん気と度胸にはただただ敬服するばかりだった。本当の「落ちこぼれ留学生」というのは、ボクのように、せっかくイギリスにやってきたのに、いざ現地で自国以外の友達を作るチャンスが目の前に迫ってきたりすると、それをフイにしてしまう情けない、英語力にいまだ自信を持てずにいる学生のようなことを言うのではないかと、とつくづく反省した。
さて、23日は朝から寒かった。街中でも、図書館でも、よくくしゃみが聴こえてきた。午前中は、コインランドリーへ。せっかくだったからホテルのバスタオルも一緒に洗濯機へ放り込んでやった。ボク自身の洗濯物は量が少なく、それぐらい入れてもまだ機械の容量には足りないくらいだ。おかげでこの日は、今まで何回もそうしてきたように、バスタオルを持ってフロントへ行き、「タオルを変えてほしいのですが。。。」と頼まなくてもよくなった。機械が回っている間は日用品を買いに近くのWaitroseへ。図書館に入ったのはお昼の1時ぐらいだったろうか。終日、予習に取り組む。しかし、ボク自身も、寒さで胃が若干痙攣してきたため、お昼はあたたかい紅茶と一緒にShort Breadを食べた。胃の方は少しマシにはなったが、依然として寒さはかわらない。急にこんなに寒くなるとは・・・。朝に見たTVの天気予報でも、「Cool, Breeze and Gray」という見出しだった。数時間で読み続けてきた一つの詩を読み終えると、再びなにかあたたかいセーターでも着て、戻ってこようと思って、一時ホテルへ退散した。大学図書館は9月22日より大学の学期中ということで、平日の朝は8時半から夜の10時半まで、土日も朝10時から夜10時まで開館してくれることになったからだ。ホテルに戻ったのは夕方6時半頃。なにかあたたかい夕飯が食べたくて、バスに乗り、先日行った地下鉄Angel駅近くの「Vue」というショッピングモールの中にある、日本料理屋(?)「Wagamama」に向かう。そこで温かいチキンラーメンを食す。生き返ったような心地がした。前日の夕食が冷蔵庫から取り出したてのパスタサラダと、サンドイッチだっただけに、この一杯のあたたかいラーメンがどれほど有り難かったか!せっかくイギリスに来ているのに、寒くなったからと言って、「Wagamama」にもあったかいラーメンを食べに行くとは。。。日本人の「Wagamama」が通る店としては、なんとうまいネーミングだ。おそらくホントのところは違うだろうが・・・レストランからの帰りはTescoによって、小さいワインを購入。ホテルで飲んでさらに暖をとった。おかげで、これまたぐっすり眠れましたとさ。・・・って図書館には戻らなかったの???(恒松先生の本をホテルで読み終えました)
「Vue」に行く途中、バス停前で夕刊のFree Paperをお兄さんからもらった。そのワードパズルが文学系のものだったので、挑戦される方はお試しあれ。ボクはまだやってません。

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