2008年9月15日月曜日

電車に乗ってRochesterへ!Satis Houseのモデルを見た!


 13日土曜日はBluePlaque探しにあまり実りが少なかった。DickensのBlue Plaqueのうち、地図では見つけにくい4件に当たったが、周辺まではたどり着くもののその内の3件ははっきりと標識を見つけることができなかった。結局、きちんと写真に収めることができたのは僅か1件だった。夕食はギリシャ料理を食べた。と言っても、脂身の少ないサーロイン・ステーキだったが。。。そのかわり日曜日は収穫が多かった。
 14日は天候にも恵まれ、ロンドンを離れイングランド南東部のケント州Rochesterへ。Dickensは幼少の頃、このRochester近くのChathamに住んでいたそうだが、よくこのRochesterまで父親と散歩にきていたそうだ。そのため、少年期にこの地から受けた影響は強かったために、いろいろと彼の作品の原型になったものがこの地にはある。Rochester Castleに行くと「In Dickens' Footsteps」(ディケンズの足跡)というパンフレットが50ペンスで売っていて、迷わず購入。そのガイドの通りに歩を進めると、14カ所ものDickensゆかりの地に行き当たる。最も印象的だったのはThe Great Expectation に登場するMiss Havishamの豪邸Satis HouseのモデルになったRestoration Houseだ。その前の公園The Vinesは主人公ピップがSatis Houseまで歩いたと設定される散歩道になっている。足跡の経路はピップがSatis Houseに向かったのと逆方向だったが、感慨深いものがあった。もともとこのRochesterにはDickens Centerがあるとされていたのだが、そのセンターがあったEastgate Houseは今はもうただの建物になっていて、今日はたまたまOpen Dayで中を見せてもらえたのだが、普段は閉ざされているらしい。中に入ると優しそうなおじさんが、「ここの展示品はもうみんな新しいMuseumに移されているんだよ」と教えてくれた。その新しいMuseumがいったいどこにあるのか訊ねてみたが、High Streetの端だ、と教えてもらっただけで、いったいどこのことをさすのか最初は分からなかった。しかし、ガイドの13番目に書いてあったThe Guild Hallが実はそのおじさんが言っていた新しいMuseumのことだと分かった。このThe Guild Hall MuseumはPart 1とPart 2があり、Part 2は完璧で豪華なDickens Museumになっている。表にはDickensの「Di~」の字も出ていないため、ここにDickensゆかりの品々が展示されているとは分かりづらい。端的に言えば、The Guild HallのPart 2がDickens Roomなのだ。High Streetの道路案内表を見てみてもDickens Centerの標識は黒く塗りつぶされていた。昔、Dickens CenterであったEastgate Houseの裏庭には「Chalet」(シャレー[軒が広く突き出た家])があり、説明書きによると、Dickensは1865年から1870年まで夏の間この家で別宅で執筆を続けていたらしい。もともとこの建物は彼の亡くなったGads Hill Placeにあったらしいのだが、移設されたということだ。Dickensはこの建物の二階で当時執筆中だったThe Mystery of Edwin Drood(未完)の最後の言葉を書いた。Rochester城からの眺めは天気がよかったおかげで本当に素晴らしかった。ChathamにはDickensのテーマパーク、「Dickens World」があるのだが、開園時間に間に合いそうになかったため断念した。今度近くに言った時には、是非、足を運ぼうと思った。
<追記>9月15日、ブログを書いた後で思い出したことだが、High StreetにはDickensにちなんだ面白い名前の店があった。昼食をとった店の名前はDickens Cafeと普通のなのだが、あるレストランの名前でインド料理とバングラデシュ料理の二つを扱っているレストランでその名も「A Taste of Two Cities」だ。おそらくDickensの小説「A Tale of Two Cities」(『二都物語』)のもじりだろう。iPhotoで写真をリサイズする方法を知ったので、昨日のChaletと一緒に小サイズの写真を載せておく。
 

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