2008年9月13日土曜日

大英博物館+Thomas Carlyle's House


11日午前中はホテルから歩いて行ける大英博物館へ行った。おそらく学校が始まればそんな余裕もないだろうし、行ける時に行っておこう、と考え足を運ぶ。入場料無料。フロアマップが£2だったが、記念にと思って購入した。改装された中央のギャラリーがとても奇麗で、なにか異次元空間に迷い込んだ気分だった。博物学にあまりあかるくないため、とりあえず有名なロゼッタ・ストーンとミイラを写真に収め、日本ギャラリーへ・・・。鎧兜はものすごい人気があった。ギャラリー・カフェでお昼ご飯をとって、次の作戦を練った。最初に頭に浮かんだのは観光ガイドにも載っていたDickensの「The Old Curiosity Shop」だ。日本では「骨董屋」と訳されて有名だが、そのモデルになった家なのか、それとも実在した由緒正しき骨董屋なのかは分からない。実際に行ってみると、閑古鳥が鳴いていそうな紳士服店だった。ただ家は確かにThe Old Curiosity Shopを思わせる古い家で、その家の上には「The Old Curiosity Shop immortalised by Charles Dickens」と書いてあった。さて、そうすると、この流れで彼のBlue Plaque探しでもしてみようかと思って、例の「BluePlaque.com」で検索。10件もヒットするではないか!でも1件目の「48 Doughty Street」は先日行ったDickens Houseのことだ。また、4件目に挙げられている「14 Great Russel Street」は大英博物館の前の通りを少し歩けばすぐに見つかる。やや小さめのレストランになっていたが、blue plaqueが開け放たれていたドアで隠れていたためまた写真を撮り直しにこようと決めた。「26 Wellington Street」はDickensが雑誌“All The Year Around”を編集していたオフィスとその間住んでいた彼のアパートだということだ。今、この場所はこれにちなんで、「Charles Dickens Coffee House」というカフェになっている。ものすごく感慨深いカフェだ。6件目の「Chandos Place 6」はDickensが少年の頃働いていた場所としてblue plaqueが掲げてある。感動的だったのは3件目に挙げられていた「15-17 Marylebourne Road」だ。最初、青い丸い標識(blue plaque)ばかりが頭にあって、それを探して歩いていた時には気づかずに素通りしていた。実はここにあるのはBlue Plaqueよりも素晴らしい壁に大きく彫られた記念碑だった!この場所でDickensは主要6作品を書き、壁にはDickensの肖像とその6作品の主な登場人物が彫られているのだ!あまりの素晴らしさに数枚同じ写真を撮ってしまった。さて、これで10件のうち、5件は実際に目にすることができた。残りの5件はまた別の機会に探すとしよう。
 12日は、午前中まずイギリスのコインランドリーでの初めてのお洗濯をした。コインランドリーはホテルから歩いてすぐのところにあって、まず£3で洗濯機が使え、続いて乾燥機は£1で15分使用できるものだった。一時間近くかけて洗濯が終了。初めは何も分からなかったので管理をしていたおばあちゃんが優しく使い方を教えてくれた。午後からは「Thomas Carlyle's House」へ。National Trustが管理するこのMuseumは小さな民家の一軒家だが、展示品は素晴らしかった。Nationarl Trustの会員だと無料らしい。入場料は£4.75。今日、金曜日は午後2時から5時までが開館時間で、到着したのは午後2時5分だった。ベルを鳴らすと老紳士がとても礼儀正しく迎えてくれて最初のイントロ解説をしてくれた。地下室から屋根裏部屋まで観て回ることができるのだが、印象的だったのは屋根裏部屋にあたる部分がCarlyleの仕事部屋で、そこには管理人のおばちゃんがいて、「カーライルは音にsensitiveだったため壁は二重になっているのよ」と教えてくれた。確かに、近隣も静かだがその部屋だけは防音室のような何か普通の部屋とは違う静けさを感じた。展示品にはカーライルが実際に使った机や眼鏡、読書用の椅子などがおいてあり、本当に感慨深かった。さらに驚いたことには夏目漱石もこの家を訪れていたということだ。開館当初から数十年分のVisitors Bookが展示してあり、夏目漱石の本名(夏目金之助)の直筆サイン「K. Natsume」がそこに書いてあった。ヴァージニア・ウルフと姉ヴァネッサもここを訪れており、二人の直筆サインも見られた。Thomas Carlyle's Houseの近隣は文学系観光にうってつけの場所とも言える。Cheyne Walkという通りにはGeorge Eliotの亡くなった家(4番地)、Henry Jamesがお祈りに通ったChelsey Old Church(64番地)、(ここにはSir Thomas Moreの立派な銅像もある)、Henry 8世のManor House跡地があり、少し足を伸ばせば、オスカー・ワイルドの住んだ家(34 Titte Street)とマーク・トウェインの住んだ家(23 Tedworth Square)まである!この辺り一帯のBlue Plaqueを一網打尽にしてきてやった。おかげで疲れてヘロヘロに・・・。明日は少しゆっくりしよう。。。

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